2023年1月に中国の紫金山天文台により発見された彗星で、一度は行方不明になりましたが、その後ATLASが発見した天体が紫金山天文台が発見した天体と同じだということが分かり、正式に彗星として登録されました。
位置が分かれば8X32の双眼鏡で観察可能でしたが、肉眼では無理だったなー。
- 2024年10月14日、千葉県市原市、以下時刻はすべてJST
- ソニーα77 II・70-200m F2.8G・固定撮影
- 以下の6枚をSony Imaging Edge Desktop Editで現像出力後、Gimpで合成
- 17:55:19 ISO400 F4 1s
- 17:59:13 ISO800 F2.8 1s
- 18:01:03 ISO800 F2.8 1s
- 18:02:09 ISO1600 F2.8 1s
- 18:12:49 ISO1600 F2.8 1s
- 18:13:09 ISO400 F2.8 1s
撮影時の天体の位置関係
- 2024年10月14日17時55分19秒(JST)、ステレオ図法。
- やや左下の白い丸が金星、中央やや上の水色の丸が彗星、右下の白丸が太陽。
- 下方の水平からやや下に湾曲した白い太線が地平線。斜めによぎっている赤い太線が天の赤道。
- 右下方でふたつの太線が交わったところが真西。
- 赤緯線・高度線は10度ごと、赤経線・方位線は1h/15度ごと。
- 1本だけ左上から右下によぎっている黄色い細線が黄道。
- 天体は右下に向かって動いていき(沈んでいき)、沈みゆく星の塊がさそり座。アンタレスは既に沈んでいる。
- 右上の1等星はこと座のベガ。